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イギリス シリング銀貨 ヴィクトリア女王 1871 プルーフ / PLAIN EDGE / NGC PF65+

基本情報

発行国:グレートブリテン(イギリス)
発行年:1871
額 面:シリング
品 位:銀(スターリングシルバー 0.925)
重 さ:約5.65 g
直 径:約22 mm
鑑 定:NGC PF65+
(証明番号 6767427-002)TopPop
カタログ:S.3906A / Bull 3041 / ESC 1323
特記事項:フランブリューニ(PROOF)、コインナンバー19打刻、唯一のPF65+鑑定品

1871年、ヴィクトリア朝英国は、国際経済の覇権国としての地位を誇示すべく、国際博覧会や貿易展示会を通じてその技術力と美術工芸の水準を世界に示すことに注力していました。本プルーフシリング銀貨は、その流れの中で特別に製造された、まさに英国の威信を体現する一枚です。

本コインは、王室への献上品、ウィーン1873博覧会をはじめとする国際博覧会出品、そして貨幣鋳造技術の最高峰を示す見本貨としての役割を担ったと考えられます。また、プレーンエッジ(無装飾の平滑な縁)は、鋳造の完成度を純粋に際立たせるために選ばれた仕様であり、王室献上品や特別試作貨にふさわしい格式を示しています。
打刻番号「19」が刻まれたこの特別鋳造品は、NGC PF65+、全世界で唯一のトップグレード鑑定品であり、鏡面仕上げのフィールド、霜降り調の意匠、そして自然に育まれたローズ・ゴールド・グリーンの美麗なトーンが、時を超えた芸術品としての風格を漂わせています。次世代へと継承すべき、誇り高き歴史と技術の結晶です。

19世紀後半の英国は、国際貿易の拡大とともに硬貨の精度や美術性を極め、国威発揚と経済力の象徴としてその貨幣鋳造技術の高さを世界に示していました。とりわけ、このプルーフシリングのような特別鋳造品は、単なる通貨の枠を超え、国家の技術力・文化力を体現する外交的役割を果たす存在でした。国際博覧会や王室献上品として製造され、プレーンエッジ仕様により、その純粋な鏡面仕上げと繊細な彫刻美が一層引き立つ設計が採用されています。
本コインは、NGC PF65+ という全世界で唯一のトップグレードに認定された個体であり、市場流通は極めて稀少、まさに博物館級・王室級と呼ぶにふさわしい水準です。長期保存の中で自然に育まれたローズ・ゴールド・グリーンの彩色を帯び、その美しさと歴史的背景がコレクターから高く評価されています。技術と芸術の粋を極めた、次世代へと受け継ぐべき歴史の証です。

表面(オブバース)

ヴィクトリア第3肖像(diademed bust)
女王の落ち着いた風貌、控えめで気品ある表情はヴィクトリア朝後期の「威厳と母性」の象徴とされました。
ダイアデム(宝冠)は王室の正統性と安定を示し、華美な装飾を避けた表現は19世紀後半の英国が求めた「品位と慎み深さ」を映しています。
銘文 VICTORIA DEI GRATIA BRITANNIAR: REG: F: D:
神の恩寵による大英帝国の女王、信仰の守護者。
英国王室が国教会(英国国教会)の頂点であることを示す重要な称号です。

裏面(リバース)

王冠+リースデザイン
王冠は統治権の象徴。月桂樹(勝利)と樫の葉(力・不屈)のリースは、英国の威信と繁栄の永続を表現しています。
「ONE SHILLING」の文字は簡潔で力強く、イギリス貨幣の実用性と威信を一体化した美意識が感じられます。
打刻番号19
打刻番号『19』は特別鋳造プルーフで厳格な管理下に製造された個体である証左です。

本シリング銀貨は、ヴィクトリア女王の威厳と英国の威信を映す、王室・国際展示用プルーフ仕様の逸品です。NGC PF65+、唯一のトップグレード鑑定、鏡面仕上げと繊細な彫刻、自然に育まれた美麗なトーンは、単なるコインを超えた文化財的価値を持ちます。
19
世紀英国が国際社会に誇示した通貨技術と美術工芸の粋を今に伝える、次世代へと継ぐべき誇り高き歴史の証です。

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